
企画書:岩合光昭写真展「地球の宝石」
岩合光昭×B.Tグリーブ
企画趣旨
世界的な動物写真家である 岩合光昭 は、世界中の生き物たちのリアルな現実を目撃している非常に貴重な存在です。彼が捉えた生命たちの姿は、人間による影響や惑星の悠久的な変化の中でどのように生き延びてきたのかを物語っています。
この写真展は以下の要素をテーマにしています:
- 生命が力いっぱい生きる姿
- 地球環境の大切さに対する メッセージ
- 絶滅危惧種に属する生物たちが持つ かけがえのない存在
タイトル「地球の宝石」は、絶滅危惧種またはそれに最も近い生物種を意味しています。彼らのはかない存在は、摂理なのか、それとも人間が招いた“大いなる罪”によるものなのかを問いかけます。
岩合氏が約40年にわたり撮影してきた写真の中から、以下のような内容を展開します:
- 既に絶滅した動物
- 人間が立ち入れなくなった保護環境での貴重な生き物たち
- 震えるような美しい風景
キャプションには、「ブルーデイブック」シリーズでお馴染みの B.Tグリーヴ が、知識やデータにとらわれず、生き物たちに詩のような文章を添えています。生き物たち自身は語れませんが、その真実の姿にこそ声なき声が聞こえてくるのです。
この厳しく、せつなく、美しい力を感じさせる写真展の開催を是非ともご検討いただければ幸いです。
展示名
- 岩合光昭 どうぶつ写真展「地球の宝石」
開催場所
- 美術館、博物館、百貨店
主催
- 開催美術館、新聞社
協力
- 岩合写真事務所
企画制作
- M&M COLOR
内容
- 「地球の宝石」
- 写真パネル:1000×1500、600×900mm 約97点(壁面約150m必要)
- ブラッドリー・トレバー・グリーヴによるメッセージプレート:A4 約100点
- 絶滅危惧種一覧パネル:1800×900mm(2枚組)
- タペストリー:1000×2000mm 5本
- プロフィール、岩合挨拶、B.T挨拶など
この企画によって、多くの人々が地球の宝石たちの本質に触れ、彼らを守る大切さを再認識していただければと思います。